2007年12月29日

■WINTER WIND

いつもこの時期,「クリスマスの約束」を機に小田さんの曲はもちろんのこと,いくつかのポピュラーなウインターソングが聴きたくなる。そして,ウインドオーケストラ(吹奏楽)も。丁度私が学生の頃所属していたブラスバンドや同じ系列のグリークラブが,クリスマスあたりに定演『ウインターコンサート』を開いていたからかも知れない。

私はパーカッションを担当。中学の頃からフルート&ピッコロの横笛を6年間務めていた。しかし,大学ではどうしてもパーカッションがやりたくて,見習いパーカッション&時折笛パートだった私(笑)確かに,中学の頃も人数が足りなくて,時折スネアドラムやティンパニなどにかり出されたり,トライアングルやシンバルののたった一打に命を懸けるなど,アルバイトでやっていたこともある。しかし,さすが大学のブラバン部のぱー・かす・ちょん(ぱーとかすとちょんの集まり(笑))である。高校の各種全国大会をくぐり抜けてきた先輩たちもいて,まさに私など赤ん坊状態だった。

名だたる,ぱー・かす・ちょんをご紹介(笑)
ご自分で数十万もするスネアドラムを所持していた英語科のW先輩や,親指にスティックダコのしっかり出来上がっていた国語科のM先輩。しなやかな座布団のような手をしていた,音楽科同期生のザブちゃん(同じブラバンのチューバ吹き数学科のラクダ君とめでたくゴールイン=彼は,ディズニーランドのバックバンドを経て,今や小さなプロの楽団でミュージシャンである・・教科書にも写真が載っていた)。

指揮者の部長さんは,理科の先輩。完璧なる絶対音感の持ち主で,微妙なズレも容赦なく斬る!とってもかっこよくて,あこがれてた(笑)そんなノンプロたちの中で,幸い基礎からみっちり教えて頂いた。部室にはいると,古机にぞうきんを乗せて,練習用の太いスティックでずーーーっとパラディドルの打ちっぱなし「RLRR LRLL」・・・何日も何日もそればかりが続く。気が遠くなるような時間の経過。感覚も麻痺する位だった。そして,あっという間に豆がつぶれ,あっという間に太く重いスティックが何本も折れていく(笑)オープンロール(tarararara・・と単発で連打すること)の粒がそろうまで,延々続く。クローズでなんとかごまかしてきた私。オープンでOKをもらうまで,苦行の日々だった(笑)

さて,そんな「巨人の星」紛いの特訓物語はその位にして。
3年生の頃だったか,ウインターコンサートに,かのアルフレッドリード氏が,我々のキャンパスバンドごときの,しかもパーカッションのために,アンサンブル小品を書き下ろしてくれる・・って話が持ち上がった。顧問の音楽科の教授つながり。なかなかある話ではない!!実はその頃,私の父がかなり重い病気でずっと入院していたものだから,幽霊部員のようになっていた私。でも,メンバーたちはちゃんと私のことも誘ってくれた。定演の前に,手書きの譜面が送られてきた。リード特有の,複雑なシンコペーションに悪戦苦闘しながら,先輩達が見事に佳品を仕上げていく。私も少しだけ叩かせて頂いたが,手に負えるものではなかった。

定演当日,リード氏に直接師事をしていただけた。W先輩はその見事なモーションをリード氏に真似されたり,談笑の中レッスンは進む。息をのむ演出。僅か数十分の出来事。そして定演。メインにリード氏の「A Festival Prelude」をひっさげ,開演。ボントロとペットのパートは,初っぱなのファンファーレにかなり緊張気味だった。長い緊張の割に,定演はぐいぐいと流れていった。最後スタンディングオベーション。その会場の真ん中に,リード氏がいたのを,見逃さなかった。まるで後光が射していたように,眩しく見つめていた。

リード氏は,2005年享年84才で永眠。思わず氏の吹奏楽CDを何枚か求め歩いたが・・。学生時代に,氏のアドバイスを目の真ん前で見られるなんて,音大生や音楽家でもない限り不可能。あとにも先にもあの一瞬,あの時だけだった。幸せ者の私。

先ほども,気晴らしに長男と書店に行ったが,がんがん車内で響いていたのは,ウインドオーケストラ。もちろん,アルフレッドリード氏の曲。「フェスティバル・プレリュード」ほか「アルメニアンダンス」など,氏のポピュラーな代表作の音盤。滅多に音のことでは会話のない私と長男だったが,何故かしらその音に興味を持ってくれた。

…そう,母さんがね,君くらいの時 没頭していた音なんだよ
そして,大切に過ごしてきた時間の束
そして,そこに仲間達も一緒にいるんだ

・・ああ,もうそんな年頃になったんだ
posted by とし at 23:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年12月26日

■約束

いつも この時期になると
少しだけセンチメンタルになる

いくつか その節目はある
7月 七夕の ロマンティックな★たちの邂逅
9月 小田さんの誕生日 新たなステップ感
春先啓蟄の頃 鼻腔を掠める切ない香
そして クリスマス

クリスマスのクリスタルな夜空は
遠く時を超え 距離も超え
仲間たちの心へと繋がっているような
そんな気にさせる

小田さんに逢える ・・やっぱりそこかな
素っ気なく 意地っ張りで たどたどしい
小田さんの 奏でる音とは違った側面の
言葉の綴り そうだったね 昨日も(笑)


私ね ちょっと くたびれちゃいました
昨日は はじめて 横になったまま
クリスマスの約束を じっと見ていました
小田さんゴメンナサイ
主人が ビデオを撮ってくれたけど
少しだけ おやすみ(*^^*)

****

('-'*)フフ
12/27 さてやっとこさ復活
小田さんビデオを観たら呆気なく・・
2日間近く倒れてたけど・・Drストップ(笑)
午後から 由々しき方に逢って参ります(*^^*)
マイライフに関わることで・・・。
posted by とし at 16:08| ☁| ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

■師走年の瀬X's

師走になっちゃいましたね。
せわしなく,心をどっかに置き去りにしてしまいそう。

でも,何となくクリスチャンでもないのに
クリスマスをちょっぴり心待ちしてしまいます。
MyHPのTOPもクリスマスバージョンになりましたし(笑)

温暖化対策逆行にもかかわらず,夜中TVを見ながら仕事をしています。
だって,小田さんのお茶目なCMが流れるんですもの。
自己ベスト2・・まだ買っていません。
toshiベストを自分で編集しちゃったから。ヾ(・・ )ォィォィ
でね,クリスマスの約束・・もうすぐです。
楽しみ・・。心待ちにしてます。


・・ってその前に,しなきゃならないこと山ほどあるんですけどね。
posted by とし at 17:01| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

■アレグロ・ま・ノントロッポ

アレグロ・・あわただしく過ぎていく日々の羅列だけど・・。担任を離れ,今年1年生に次いで2回目の社会科見学引率。何故だろう,ふと担任ではない視点で,ゆったりした感覚で,ひとりひとりに接することができるのは。・・いや,何のことはない,担任として一つの学年学級を牽引する重責から逃れられているって事か。それでも,微力ながら,4年生の学習に関わり,那須野が原の冷涼な風と,澄んだ水に触れほっとした所だ。

那須野が原の荒涼とした大地
命の水を求めて開拓した先人達への賛歌。
・・となるとどうしても,ドヴォルザーク「新世界」に繋がる安易な連想(笑)ノイマンの振る,チェコフィルNo8「イギリス」をボヘミアンに聴き始めた。・・・( ̄  ̄;) うーん短絡的。久々に小田さんを離れ,クラシックバッグ(CDの束)のうち青春編を車内に持ち込み,ショスタコーヴィッチの10番やら,マーラーの巨人やら三昧である。

ふと,スターリンに抗うショスタコーヴィッチの,イニシャル「D,Es」モノグラム。オーボーやバズーン等二枚舌の木管が印象的な,ロシア的テーマ・・無慈悲な怒りを淡々とエコーさせ,フナーレに駆り立ていく。メジャーな5番とは違う,しかも,遊びもないショスタコの10番を,改めて呼応するように聴いている。

ドヴォルザークのNo8は,私と同じ歳に執筆されている。。ある意味メンデルスゾーンの交響詩みたいに,一遍の風景画のような巧緻性も聞き取れる。スラブ風なのにね。そんな年代に私も突入しちゃったと言うことか(笑)
アレグロ・・いや,緩徐楽章のように,アダージョで進めるといいのに。

さて,また校内行事「環境サミット」の企画具体化にもどろっかな。あ,そうそう,今日は小中一貫の文科省指定公開研の出張だったっけ。・・準備しなくちゃ。結局アレグロかぁ(笑)
posted by とし at 05:42| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年11月11日

■my home town

my home town
こヽで夢を見てた この道を通った
できたばかりの根岸線で 君に出会った
まだ人の少ない 朝の駅のホームで
待ち合わせた短い時 次の電車が来るまで

my home town my home town
海に囲まれて こヽで生まれた    

僕らの好きだった あの店も もう無い
あの頃の横浜は遠く 面かげ残すだけ

my home town my home town
どんなに変っても 僕の生まれた街
どんなに変ってもいても

あの頃 こヽは僕らの 特別な場所だった
今でもこヽに来れば 丘の上 僕らがそこにいる

my home town my home town
海に囲まれて こヽで生まれた
my home town my home town
どんなに離れていても またいつか来るから


幸い私は
 自分の生まれた街のすぐ近隣に嫁いだ
  故郷・・

my home town

きっと
 ずっとこれから先も
  ここで生活をおくり
 ずっと日々の活動を
  何気なく続けていくのだろう
my home town
大好きな海に臨めない街だけど・・


小田さんの ふるさとは
根岸線の通る
異国情緒に充ちた
私の大好きな風景

港が見える小さな公園の片隅
幾度か 真冬の浜風に
佇みに行った学生時代

私鉄のホーム
何時も決まった車両で
待ち合わせしたひと・・
根岸線ではなかったけど(笑)

my home town

もう一つの
いえ
いくつかの故郷の風景が
そっと脳裏を掠める・・

二人のわが子も
いつか そんなふうに
心に留める home townに
生きるのだろうか

Pyさんの風の街・・
心に響くMP3の音源
何故か 心に熱いものが込み上げる

ふと 私が訪れる 風の街
そこも ネットの中の my home town・・



そして
私は 器用には生きられない
‘そこ’に 留まって還ってしまう
時空の my home town
posted by とし at 02:04| ☁| ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

■業師の手

今日は朝から休暇だけど,舅が体調を崩しずっと家に待機。主治医は良心的に休日でも診療をしてくれるから。あわただしく家を出て行く主人にあわただしく朝食の準備をし,その後次男とともに朝食,主人の両親の朝食の準備。そして,目にとまった家事を粗忽にこなし,ふっと空いた時間が9時すぎ。ぼーっとTVのスイッチを入れた。と同時に鋭い秀逸なピアノの音。偶然題名のない音楽会21のチャンネルだったようだ。ずっと視聴していなかったのだが,目前の画面・・「業師」たるセンスに磨かれた,両手の筋肉の繊細な動きに釘付けになった。中村紘子氏の手だった。中村紘子ピアノ学院(1)のオンエア。

ちょうど,中学2年生にショパンのバラードを指南していた。中2のかわいらしい少年は,自分の指先に染み込んだショパンのテクニックを,軽快にパラパラと披露。そこに,全てのピアノ曲の曲想エキスを,幾重にもまとった中村先生の手が,ピアノの奥底をぐっと掴みとるように,がんと深いパッセージを披露。なんか,涙がこみ上げた。

本物。。。えぐるように,壊れ物をいたわるように,鋭角に,柔和に・・その表現は自在だった。・・うーん,ピアノコンテストで金メダリストの中2の少年の演奏にもかかわらず,まだまだ若い。(当たり前だけど(笑))同じ曲のたったひとフレーズにすぎないのに,魅了度は雲泥の差だった。姪っ子のショパンも同じかもしれない(笑)

次は,ラフマニノフの曲を続けて2曲。偶然,最近車に入れっぱなしにしてあるCDと同じ類。「楽興の時」と「ピアノ協奏曲第2番」高校生の青年と,大学4年生の乙女が続けて指導を受けていた。・・う,羨ましい。

ピアノ曲のフォルテの音の立て方と,各作曲家に寄るピアノの音の弾き分け方だった。当然のことながら,作曲家の生きた歴史・その時代背景,作曲家の体型など熟知した上で,楽器を鳴らしていく。ショパンの音づくりをしたかと思ったら,瞬時にピアノコンチェルトの高揚絶頂ラフマニノフのフォルテを,あの小柄な身体でガツンと奏でてしまうのだから。全くぐうの音も出ない。なんて美しい手なんだろう。神は,人の身体において,一つ一つの器官に役割を持たせてくれたが,ミュージシャンの手は,どうしてこうも緻密流暢で,しかも豪腕で繊細につくられているのだろう。
・・いや,イチローにしても同じなんだろうな。つくられた・・のではなく,最善で最適な業師の手に自ら築き上げていったんだろう。プロフェッショナルの極みだ。彼らの手の「神経」や「筋肉」は,音の魂やスポーツセンスの極みを伝達し,その動きを担っている。す,すご・・。

(〃'∇'〃)ゝエヘヘ ずーっと昔ちょっと若い頃,音大出の先輩に
「君のピアノって,中村紘子的なキーの掴み方だね。
 背格好もそんな感じだ」
と言われて,畏れ多くも,すご〜くうれしかったことを思い出した。確かにガマさんのように,全体重を込めてフォルテを叩いたり,背をこごめて弾くところなんか,似ていたのかもしれない。
しかしながら,哀しいかな,私の手はちっちゃくて薄っぺらで,中途半端な凡人の手でしかない(笑)
posted by とし at 17:31| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年10月02日

■おめでとう・・

他のエントリを書きかけてたんだけど。

やっぱり・・今日はこのニュース。
<巨人>5年ぶりリーグ制覇 原監督、宙に舞う

泣き虫の原君,おめでとう。よかったね。

いろんな思いあふれる素敵な古田さん,
悔しかったでしょうけれど。。
posted by とし at 22:56| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

■やさしい風

今日は,合唱コンクール。
6年生をはじめとする,合唱部の子ども達が地区大会に出かける。
私も合唱指導を離れて,暫く経ったけど,
音楽室や体育館からきこえてくる,ボイストレーニングや
ハーモニーの練習やチューニング そして楽曲
そんな音たちに触れるたび
あ,また子ども達と一緒に曲作りしたいな・・・
なんて思ってしまう。
今は陸上部・相撲部・水泳部等の運動系引率専門顧問だから(笑)

ブラスバンドで,ずっとハーモニーの中に埋没していた学生時代。
中学校から大学まで,何となくずっとそんな仲間たちの中にいた。
コンクール曲練習 野球部の応援
 ・・暑い夏は終始そんな活動で終わった。

フルートパート 必死で課題曲をさらい
薄暗くなるまで何時間も音楽室で過ごした
パーカッションもちょっぴりやった・・
 指導に来てくれた 音大出のちょっぴりかっこいい先輩や
 スマートにタクトをとる部長さんや
 女子高だった当時 交流男子高のボントロ(トロンボーン)奏者に
 仄かな憧れをもったりもした・・今は昔 とほい ムカシ(笑)

昨年度受けもった,様々な友達の間に課題を抱えた現6年生に
音楽担当の同僚が選曲してくれたのは『やさしい風』だった
作詞:萩原 あゆみ 作曲:グッチ 裕三
ジャングルジムのてっぺんで空を見てたら
なぜだか涙があふれてきた
仲よしのはずなのに
今日はいつもと違っていた
わざと別の友達と話してみたけど
やっぱり気になる
わかってくれる友達なのに
あやまれない自分がいる
やさしい風が吹いてきて
涙をそっとふいてくれて
明日はきっと仲よくなれる
希望をもってまたあして
ここに二人で登りたい
何の話をしようかな
ふわっと風がまた吹いた
ちょっと悲しくなったとき
ジャングルジムのてっぺんで
空にむかってひとりごと
大丈夫だよって風がお話してくれる
希望と元気を連れてきて
やさしい気持ちにしてくれる
早く明日がこないかな。


当時6年生だった子が作詞した曲
第70回NHK全国音楽コンクールの課題曲だ。。
みんな,素敵なコーラスを響かせておいで・・・
posted by とし at 06:25| ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年09月20日

■いきている

小田さんお誕生日おめでとうございます
60歳を迎えられても きっと
小田さんの笑顔は 屈託が無くて
少年のようなのだろうと
ひとりそっと微笑んでしまいます

ずっと 貴方の歌に支えられてきました
哀しいときも うれしいときも
いつも いつも

私の誕生日が「博士」にとっての運命数なら
貴方の誕生日は自然な偶然
 なんの衒いもなく ずっとそう思ってました

勝手な 一方的な一ファンだけど
巷に流れる貴方のメロディーは
私にとって 欠くことのできない礎ですから
だから私は こうして いきていられる


・・・
 運動会のお昼のひととき
  小田さんの新たな曲2つ
  校庭の子ども達の家族団欒の中に
  流そうと思っています・・・係の一存で(笑)

 私が昼休み 小田さんの新曲2つのCDを
 大事そうに抱えてるのをみていた6年生が
「このうた お父さんも好きなんだよ 私も好きだよ先生・・」
ってそういってくれたからです


きっとダイジョウブ・・
こうしてまた いきてゆく
posted by とし at 02:42| Comment(4) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年08月21日

■こころ

こちら,朝夕冷涼にして,爽やかな風の吹く杜の都です。
息子のアパートに宿泊,学生気分をひとり満喫している私。
光通信も快適だし(笑)

買い物のとき,ふらっとCD屋さんに寄り,3枚ほどお気に入りをget。
・・一枚は…もちろん小田さん。

■こころ
 作詞・作曲・編曲 小田和正

人ごみを まぶしそうに 君が 走ってくる
降り続く 雨はやんで 夏の空に 変わった
はじめから 分かっていた 君の変わりはいない
確かなことは 何も 見つからないけど 君が好き
世界中で いちばん 大切な人に 会った
今日までの そして これからの 人生の中で

君のために できることは ほんの少しだけれど
こころは ほかの誰にも ぜったい 負けないから
それぞれの 想いは今 夏に ゆられるまま
離れて 近づいて 切なく ときめいて
あの夏 世界中で いちばん 大切な人に 会った
今日までの そして これからの 人生の中で
時の流れは 二人で 刻んで行くんだ
寄り添って 触れ合って 今 この時を 生きて

あのね 生まれて初めて こんなふうに 誰かを
幸せに したいと 思った
街の灯りが 空にとどいて
いつか 夕べの星と ひとつになってゆく 君が好き

世界中で いちばん 大切な人に 会った
今日までの そして これからの 人生の中で
時の流れは 二人で 刻んで行くんだ
寄り添って 触れ合って 今 この時を 生きて
あの夏 世界中で いちばん 大切な君に 会った
こころは ほかの誰にも ぜったい 負けないから

人ごみを まぶしそうに 君が 走ってくる
降り続く 雨はやんで 夏の空に 変わった

小田さんが 学生時代すごした この街の
縦横に走るストリートを 走りながら聴いた
イントロのストリングスが あまりに切なすぎて
小田さんのクリアな声が あまりにストレートで
歌詞に心が近づきすぎて 涙がこぼれた
いちばん大切なひと 大切な君…とそういわれて

都会だというのに 杜の都の住人たちは
 とてもあたたかで 気さくなひとたちだ
息子は そんな第二のふるさとを 愛している
こころから


*Haruさんの「こころ」にTB・・http://tonetalk.to/tonetalk/archives/000727.htmlえへへ
posted by とし at 08:18| Comment(4) | TrackBack(1) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

■SFだましぃ

一昨日,次男の最終検査日で,再び素敵なM医師にお会(逢)いすることができた。また,鮮烈奇抜なM医師語録を期待していたのだが,強いて挙げるとしたら「おっ,親孝行が更に進んだって感じだな。してないって?していることにしてあげよう。」くらいかな(*´▽`*)

到着までに迷子になりかけ等,些細なアクシデントがあり「M先生に報告してやろうか?」と次男に脅迫めいたことも言われた(笑)各種アクシデントのうち,大きな誤算に到着時刻が挙げられる。迷子の割に1時間も前に馳せ参じ候。「おい,なんでこんなに待たなくちゃなんないんだよぉ。」と次男の悲嘆の声。単に私が予約時刻を間違えてしまっただけである・・……(-。-) ボソッ

いや,しかしだ!その御陰で小一時間ほど余剰時間ができ,病院地下のショッピングモールでのお買い物ができたし,めでたしめでたしではないか。最近,万年筆指向に戻りつつある私である。安価のいろんな色ボディ種類も手に入ったしプチ満足。併せて書店もうろうろ。学生協の書店のような雰囲気をもつ店内。医学専門書も多数。長男に対抗できるように(その実とても及ばないが),機能形態学,循環器,薬理学系論文の面白そうなものを立ち読み。で,瀬名さんがらみ,素人にも優しい脳に関するグラフィックものを購入。その他は新潮社や講談社の新書数冊。手にとって購入した後未読のものも多いくせに,すぐに欲しくなってしまう。あたしって罪深くいけない女だわ…(笑)例えば,薫氏の「99.9%・・」の書も昨年の研修帰り横読みしたきりだし,天文学の本,瀬名さんの理論を理解するための基礎知識等々である。書架は雑雑とするばかりなり。

が,待ち時間が確保されているのをいいことに,軽いタッチで一冊読破。「SF魂」巨匠小松左京氏による自伝的SF半生記だ。中高時代,ひょんな事からショートショートの星新一氏を読み始め何人かの作家を経てSFに目覚めた私は,「見知らぬ明日」や「果てしなき流れの果てに」など,MM菌…いやコマツナイズドバクテリアに震撼しながら,氏の作品をくまなく読み漁った(笑)完璧にSFというジャンルに埋没していた。瀬名さん文学に至るまでの系図の一つなんだろう(笑)当時女子校だったため,ベルバラも,エースをねらえ!も,ポーの一族も,そんな少女漫画文化も複線に,数少ないSF同士の一人は,企業の研究開発職に就いた奈良に住む竹馬の友だった。今でも書簡でアナログ交際を続けている彼女だ。彼女の存在抜きには,ブラバンやオケ同好会所属の私も,SFを愛好する私もあり得なかったろう。ヒストリカルイフ?(笑)

■ヒストリカル・イフ?
何がSFの面白さなのだろう。昭和初期から戦争の時代を生き抜き,フランス・ドイツ・ロシア文学,実存主義にも傾倒した高校時代。最終的にダンテの「神曲」をバックボーンに,小松氏はイタリア文学を専攻する。「左京」の「左」は共産党の匂いのする左でもある。氏のつきない幅広さと深さとエネルギーは,一言では言い尽くせないこの『生き様』の背景に因るのか。
「ヒストリカル・イフ」と「パラレルワールド」…「正攻法で文学にしようとすれば大変な量になる材料もそれを裏返した形でまとめれば,ごく短いものにまとめられる…。」当時『この歴史は間違っている』とか『なぜ歴史がいくつもあってはいけないのだ』なんて登場人物に言わせることができるのは,SFというジャンルしかあり得ない。と氏は語る。。

■ナチュラルヒストリカル・イフ
…この「サイエンスフィクション」の想定は,例えば,瀬名さんにおける「パラサイト」であるミトコンドリアの立場逆転の仮想にも通じている。単に,未来空想物語ではなく,深い歴史観や生物観やその他,たまたま「正論」とされているものより生じる,大幅なずれやパラドックスの巧妙さを,擬似科学だ・似非だ・ニセだと言われることもなく,堂々と論じることができるのだから。最近やり玉,ターゲットの挙げられる,「」の話や,「マイナスイオン」や「○○○脳」や「シンクロニシティ」など,なまじっか素人を科学的錯覚におとしめる擬似科学に包含される物たち。SFの世界で理論武装されれば,分厚い構想とともに絶妙な文学として再評価される可能性だってあるだろう。「『イフ』から始めようキャンペーン」ってどぉ?あ,ドリフターズの「もし,○○な□□がいたら」っていうのも同じかなぁ(笑)
■SF。。
posted by とし at 19:28| Comment(4) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

■I Love You!

本当はね,瀬名さんのエントリが,直球で冒頭に書かれるはずだったんだけど…

■小田イズム
カチカチの保守派の私としては,どうも「ググル」って所からネットに出られない。いつの間にか,老舗ポータルサイト「Yahoo!」がホームに復帰していた。だから,ついこちら:「The Flag」をテーマソングにを,し〜っかりチェックしてしまったのである。

「小田さん」の名前は,どこにどんなサイズであっても,しっかり私の視界に侵入してきてしまう。うーん我ながら流石な能力…,などと自画自賛。
しかも「『The Flag』を提供される位のプロジェクトなんだもの,このスポーツプロジェクトってすごいに違いない。」と短絡的に納得してしまうのだ。
・・・その実「そもそもこのプロジェクトってなんなの??」と足下の一番大事なところは見えていないのだから,呆れた幸せ者である(笑)
うーーん,私って“なんとか詐欺”に引っかかりやすいステレオタイプなのかも知れない(笑)

こういうプロジェクト
うーーん確かに,この時期外部からの「夏休みの作品募集」に悲鳴をあげてる教育現場担当者。「学校」を通さず「ネット上」で呼びかけ,有志が挙って自主応募してくれる形式に諸手をあげたいところだ。流石小田さんである。  ってそういうことじゃない(笑)
小田さん,ごめんなさい。でもね,心からI Love You!!です。

■瀬名イズム
実は,瀬名さんのblog:ふりかえればミトコンドリアの最後のくだり,--ウェブで探したんだが、ミトコンドリアの曲の歌詞が見つからない……。「おかあさんといっしょ」のDVDをアマゾンでついぽちっと押してしまった……。--の結びが,あまりに愛らしく,私も必死になって歌詞検索をしたのだけれど,やっぱりそれらしい歌詞は見あたらなかった。
「見つけましたよ!瀬名さん!貴方のために・・・」ってご報告をし,甘美なひとときが悠々と流れるはずだったのだが。…って勝手な妄想か(笑)

 ◇ともだちはアンモナイト♪
その瀬名さんのブログにあった「みんなの歌」のエントリより,私も「ふりむけばミトコンドリア」という歌詞に感銘をうけていた。地球において,生命の発生はおよそ40億年弱前だと云われている。ごく初期は,アミノ酸とそれを作る遺伝子がむき出しの状態で,海中に生きていた。生命が大きな転機を迎えるのが20億年ほど以前。光合成を行う生物が大量発生してしまったことによる。光合成=酸素発生。

二酸化炭素が地球温暖化の元凶として敵視され,光合成により酸素を生み出す植物は正義の味方になっている現在。しかし,実はこの酸素,生命にとって猛毒なのである。生命の元になるタンパク質などの物質を酸化させてしまう。イコール死を意味するのだから。

その猛毒の酸素の大発生により,多くの生命は息絶えた。そして,環境に適応し,生き延びた生命が現在の地球上の生命の先祖になったという。適応できた仕組みは,遺伝子を含む部分「核」を膜で覆って酸素から守り,酸素の酸化力に立ち向かうことだった。その解毒を請け負ったのが「ミトコンドリア」だ。生きるためにプラスイオンを出すミトコンドリアを細胞の中に取り込んだことで,現在の生命体は酸素から自分を守ることができるようになったのだ。

確かに,昨今「活性酸素」の話題が健康ブームに乗って喧しいけど,そんな関連なのかもしれないね。我々が生きて行けるのは細胞の中にミトコンドリアの存在のおかげ。「ふりむいてミトコンドリア」のありがたさを反芻すべきかもしれない。私達は,両親から半分づつ遺伝を受け取っているのではない。本当は母方:卵子から多くの情報を受け継いでいる。実際精子はほとんどDNAを運ぶだけだ。卵子にはDNAがおさまっている核以外に圧倒的に多い細胞質の部分があり,そこから多くの「なにか」を授かっている。でそこに,ミトコンドリア含まれている。実際,ミトコンドリアのDNAを調べると,母方の家系をたどることができるらしい。“ふりむけばミトコンドリアともだちはアンモナイト”という歌は40億年の地球の歴史を振り返りつつ未来を見つめるとても大きな歌なのだなぁぁ。
流石・・瀬名さん! I Love You!! 心から。

◇困ったときのウィキペディアミトコンドリア情報


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2007年05月10日

■ダイジョウブ

あの笑顔 見せて 僕の大好きな
時を止めてしまう  魔法みたいに

風が流れている 絶え間なく 遠く離れた人たちの
想いを誰かに 伝えようとしてるんだ

その笑顔は どんな哀しみにも 決して負けたりは しないから
君の大切な人にも 風に乗って きっと 届いてる

自信なくさないで 少し 戻るだけ
君をなくさないで きっと ダイジョウブ

時は流れている 絶え間なく 出会ってきたことすべてを
思い出に 置き換えて 今を生きるために

明日へつながる あの 広い空へ 高く 高く 心 解き放つんだ
忘れないで君のその笑顔は いつだって みんなを 幸せにしている

人生は こうして 続いてゆくんだろう
間違っても 何度 つまずいても
でも 小さな その物語に 答えは ひとつじゃないんだ

その笑顔は どんな哀しみにも 決して負けたりは しないから
君の大切な人にも 風に乗って きっと 届いてる

明日へつながる あの 広い空へ 高く 高く 心 解き放つんだ
忘れないで君のその笑顔は いつだって みんなを 幸せにしている


つっぱって つっぱって つっぱしってきた
けど 小田さんの うたと メロディに向かうと
いろんな想い出が 充ちてしまう
素直な こころ 露わになり 様々な思慕とともに
言葉 つまってしまう
でも えがおでいよう
ダイジョウブ きっと
ね・・ 小田さん

■MP3で 素敵な小田さんの「ダイジョウブ」が聴けます。
ネットでの大切なお仲間 ぴぃさんの「風の街」
posted by とし at 02:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

■瀬名イズム

せなさん・・私は,長男を文学館に出向かせ,「ハードカバーにシグニチャーを射止めよ」と指令を出したほどの瀬名さんファンである。今回の研究室お探しミッションも,まるでストーカー紛いじゃないのぉであるが(笑)・・って,あのね,自分のための釈明をしちゃうけど,ちゃんと瀬名さん所属キャンパスHPに紹介されてるんですよ。

ストーリー基盤に,科学へのロマンがあり,虚構の中にも科学的手順が見事に施されているところが,彼の魅力である(はぁと)でも,何が最たる魅力かと言えば・・ぶれない持論をお持ちの所。相手がバーンスタインであろうと,きちっと自分の音筋を曲げない小田さんと重なる点である。だれが,なんと言おうと・・。っていっても,我流・亜流を野放図に無闇やたら振りかざしている訳ではなく,反論も鮮やかでストレートで,悪意のない童心的な発言に思わず微笑んでしまうのだ。

人の嗜好など,脳の司る感覚のうちのちっぽけなエリアのにすぎないんだろう。ある時期マーラーやショスタコービッチ系のクラシックに没頭したけど,ジャズが好きな人もいれば,民謡や詩吟一筋の人もいる。小田さんを否定される人もいるだろうし,瀬名さんのSFに真っ向から異論を唱える方もいる。当然のことだ。例えば,私の好きなアールグレーを「嫌い!」って人がいても,その本人に対し何の反感も持たない。センサーの違いでしかないから。・・うーん,でも「こんな嗜好をしている人の感覚って劣悪」と,感覚を否定されたら,怒るかも知れないけど。「小田の曲のどこがいいんだ。」。。っていわれてもおなじかな。批判の仕方だろうな。きっと。

私は,瀬名さんのファンだし茂木先生の論のある面に共感する一人だ。そのお仲間とだけの論議でなく,対極にある反論を聞く耳を持ちたいと思う。共感の輪の中にいることは柔らかな日溜まりの中に身を置くのとと同じ感覚かも知れない。・・瀬名さんのブログに茂木先生に物申す!のログがある。シビアだが,脳を違った角度で描くブレイン当事者としての一意見,しかも,シースルーな個人のブログの中できちんと書いてらっしゃる。誤解されそうだけど,そんな瀬名さんの視点が大好きだ。

にほんのたんぽぽ・・

杜の街,キャンパスの街路樹の根本に在来種のタンポポが寄り添うように息づいていた。概ね西洋タンポポの群生が占める中ほっとする一面だった。
posted by とし at 23:02| Comment(2) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

■杜の街

昨日はエルダーを送る道すがら,
中継地点にてまたもや家族で温泉三昧(笑)
只今移動中にて,一路東北道を北上中ナリ。

【本日のミッション】
§エルダーのキャンバスにて,瀬名さんの執筆研究室を確認
§エルダーの部屋の掃除&パソ環境保全

ふたつめの方が難問だなぁ(笑)
でも,とても楽しみ!渋滞も回避してるしね。
空模様は雨。肌寒いかな。


■追記
13:05ミッションOne完了!わーい(^o^)
瀬名さんはいらっしゃらなかったけど,でも感動。
研究の香…私がんばろって改めて思ったよ。
posted by とし at 11:01| Comment(2) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

■ふと

いつも このころの 桜の季節に 
聴きたくなる歌は 同じだ

さくらと 名の付く歌には
なぜだろう
切ないメロディーや
切ない歌詞がたくさんある・・・

センチメンタルになってみたくなる
ふと 桜吹雪の中で

年甲斐もないのだけれど
時間が 遡ってしまい
時間が そこで躊躇してしまうのだ

校庭の桜は
すでに 落とす花弁
ひとひらさえも抱えていないが・・
posted by とし at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

■新世界

深夜,ふとTVでシンフォニー
中学の頃,入れ込んでいたドボルザークの音。
思わず,音量を少し上げてじっと聴き入ってしまった。

そうだね。音はいつもそこにある。
しかも流動的に,そして普遍的に。
十代の頃と変わらぬ胸の高鳴りと
少しだけ,燻された心の動きと

懸命に棒振りをつとめる若きマエストロ。
あのころは読響を,いや日本のオケ自体
そんなに聴こうとはしなかったが,
こうして,数十年以上経った今
水準の高まりと,団員の熱意とが
すんなり受け入れられる。
そして,譜面に忠実,作曲家を大切にする
若きタクトに,前向きさと新鮮さを覚えた。

そして,シュニトケのソナタをソロで演じた
コンサートマスターの小森谷巧氏にも
その温度を感じることができた。。。

深夜の そんなひとときだった・・。

読響正指揮者 下野竜也
マエストロのblog
posted by とし at 04:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

■たしかなこと

小田氏のある側面のポートレートを。
どちらかといえば私は,「君」とか「僕」とかの人称を発する時の,表向き『小田さん』純ミーハーファン層に属している。そう,うつむきがち,シャイでストイックな小田さんのイメージに自己満足的に浸っているだけなのかも知れない。・・そんなミーハーなファンも,ある意味肯定して下さってる小田氏でもある・・

が,他方,お茶目でおしゃべりで「俺は・・」と本音を漏らし「へへへ」と笑う素顔の小田さん。『建築家』小田氏の論。・・「non sect radical」でも「nonpolitical」でもないと語る,紛れもなく団塊世代の片鱗を覗かせるトーク。自らを「プレッシャーマン」と自称する頑固で偏屈的小田氏。それぞれの顔は,それぞれに魅力的だ。そう,たしかなことは,ホールに相対的にも絶対的にも彼を愛している「私」だということ・・なんてね(〃^ー^〃)

◇ミケランジェロ方式◇
ダ・ヴィンチって人を使うのがうまかったのね。で,ミケランジェロはとても孤立した人間で,人を使うのがとっても下手だったらしい。・・・俺はもう,散々ミケランジェロ方式でさ(笑)。
・・って私もどっちかっていえば,ミケランジェロ的かな。でも,小田さんとは根本的に理由が異なる。
小田さんは,『誰かに頼めば間違いなく優れたものができる』ことは周知なのだ。ただ,『頼む』ことで“失う”ものがあり,その“失う”ことが自分の仕事の質を変えてしまうと感じているのだろう。
私の場合は,他人に荷を負って欲しくない,大変な思いをさせるくらいなら,自分でやった方がマシ・・という,単にいいかっこしの理由のみだ。クオリティ的に,雲泥の差がある。成果を見据えた質的到達点まで至っていない(笑)

そして,小田氏は続ける。音楽において,たとえばバーンスタインが示唆した場合も「バーンスタインさんがそう思ったとしても,俺は・・」といい返すと。彼はそれを『根拠のない自尊心』というが,彼は『根拠のない妥協』をしないのだろうと感じた。もちろん自身に,そして他にも。
でもね,その孤高さが,途轍もなく一筋に愛おしく思える私だ(笑)・・・ふと,瀬名イズムにも似てるかなって。佳い意味,いじっぱりな人って,本当は優しかったり,さびしがり屋だったりするのかも,なんて自分勝手な瞑想,で,私はそんな人たちをどうしても愛してしまうようだ(笑)

◇オフしないコース◇
“もし建築の道にいってたとしたら”というのは,たとえ仮定であっても,現実的な問題を抜きには考えづらいからね。・・・・ちょうど俺が建築を勉強していた頃は,絶好調の頃だったからね。所得倍増計画だとか,日本列島改造論とか,建築家もやりたいことができた時代だった。でもその頃すでに“就職は多分ゼネコンとかいかねえだろうな”“いってもケンカするだけだもんな,上司と”ってそう思っていた。
流石浜っ子かなって。あこがれの建築家をポール・ルドルフ,フランク・ロイド・ライトだと語り,ディティールにはめちゃくちゃこだわりながらも,そのシンプルさの追究を,センシティヴに評価していた。

小田氏にとって,いちばん身近な建築はコンサートホールだろう。そこには,『ミュージシャンの小田さん』と,『建築家の小田氏』が介在するホール評価があるのだろう。政治と建築についての明確な言論もかっこいい。
“何でこんな風に造るんだ・・”コンサートをやる側の人間のことを考えてないホールがほとんどで,使用頻度が高いのは明らかにクラシックではないのに,「“だれがここでオペラやるわけ?”っていうような,そんなんばっか建っている」ことへの批判だ。「地方の自治体って考え無しだから。」なんて呟いたりしてね。ミュージシャン&建築家小田は声を大にする。“俺たち(現行ミュージシャンにこそ)に聞けよ”と。小田氏の推奨するホールは「大阪フェスティバルホール」なんだそうだ。

都市計画学科にいた小田氏。修士論文はルネサンス賞賛コルビジェ氏への逆説的展開。ルネッサンスは,人民全てが謳歌してどうのこうのなんてことはあり得なかった。建築家は勝手な自分の哲学語るけど,所詮それは庶民とはかけ離れたものじゃないか…。徐々に建築を否定していくみたいな論文。最後は『建築との決別』みたいなことになったという。「何せ若かったから。」って小さな言い訳をしているが,論旨はぶれていない。だって,その後のトークの中でも「“形態は機能に従う”か“機能は形態に従う”か・・その二つは寄り添うべき。。」と結論付けていたのだもの。

究極・・『建築』について・・
どうせやるなら「六本木ヒルズ」みたいな,『ああいうひとつの地域丸ごとやるような大プロジェクトをやりたい』小田氏。都市機能を分散して地方自治体が強くなっていかないと,いい国造りや街造りはできない。(ん?なんか渦中の中教審問題みたいだ(笑))・・教育のことからはじめて,公共建築はいかにあるべきかや,生態系から環境問題のことも考えての建築。『“共生”・・そういうことを考えていく場所だったら,建築の中にも,俺の生きていく道はあったのかも知れない。』
・・グローバルな総合的建築へ向けた息づく憧憬を,彼の楽曲の如くあつく感じた(はぁと)。オフコースしない,建築家小田氏にも逢いたい(切望)

◇sora・・そら◇
「きっとね,でも俺は,いちばん大切なことほど,
口でいわなくても分かって欲しいタイプなんだろうね・・(笑)」
ああ,そうです。私も同じかな・・。

それと,雨上がりのsoraが好きな小田さん。
「基本的にはやっぱり,俺は空は広い方がいいし。ほっとするもんね。」
かぜとうみとそらと・・なんでもないシンプルな風景に,
小田さんのポリシーは確固としてあるのか・・。
posted by とし at 00:49| Comment(1) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

■The Tragedy of joy

・・この世界国家を支配する倫理体系はもっぱら,
人類の中のすばらしく,効率的で,美よしいもの
---美しく強健な肉体,明晰で強固な精神---
の算出を奨励されるように形作られるだろう。
・・これまで自然が,世界を形作り,
それによって弱いものが弱いものを
増殖させるのを阻止するに従ってきた方法は・・・死である。
・・・新共和国の人間は・・・
殺戮を考慮に値するものとするような理想をもつだろう。
『二十世紀予想論』ハーバート・ジョージ・ウェルズ


瀬名さんの書を読んでいる。私に降りてくる示唆は深い。
ロボットとヒトとの感情や,感覚や,愛・そしてこころ,
支配する脳,動物・ヒトの本能と,肉体と精神の境界と
生きていく意味と
エドガーアランポーやウェルズや・・・
懐かしい作家達のひと言をフラッシュさせる中
今の世相や子ども達や教育や
狭苦しく一方的な,戒律的私の思考回路を
そっとほぐし しかもめまぐるしく混乱させながら
ある新しい視点へと誘うのだ。
posted by とし at 05:50| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

■またたく星に願いを

詞曲:小田和正
それでも すてきな夢を見たいから
こうして 追いかけてゆくだけ
その他に 何をすることがある
 
一度きりの 短い人生
先のこと 考えてたら
そのまゝ どこへも行けやしない

いいわけも ぐちも言わない
すべてを 受け止めて
なんだか すなおな心ついでに ほんとうの気持ち 少しだけ  

こんなこと言っても 信じないだろうけど
頼りになるのは そのほゝえみ
でも何故か 今日この頃 君の笑顔 少し足りない

約束は この胸の中 忘れていないから
この夢は 捨てない いつまでも  追いかけてゆく
この愛は 離さない そのために 生きてゆきたい

別にこれといって いいことないけど 哀しいことは ひとつもない
ため息つくなら 空でも見上げて 口笛吹いて 気楽にゆくさ
深刻な顔をしないで  明日もこのまゝ 晴れてくれるさ

まだ明るい  南の空 またゝく星ひとつ 
この夢は 捨てない いつまでも  追いかけてゆく 
この愛は 離さない そのために 生きてゆきたい 
力の続く限り どこまでも 追いかけてゆく  

これだけは 忘れないで いちばん大切なものを 
この夢は 捨てない いつまでも  追いかけてゆく 
この愛は 離さない そのために 生きてゆきたい  
力の続く限り どこまでも 追いかけてゆく

これだけは 忘れないで いちばん大切なものを 
この夢は 捨てない いつまでも  追いかけてゆく  
この愛は 離さない そのために 生きてゆきたい

♪またたく星に願いをMIDI By ぴぃさん


>でも何故か 今日この頃 君の笑顔 少し足りない
そんな私なので(笑)すこ〜し おやすみ
・・少しかどうかわからないけど

sugu soba ni iru aisuru hitotachi no tame ni (^^)
posted by とし at 16:56| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ■favorite | 更新情報をチェックする
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