2010年11月28日

■効率化

現在6年の担任をしているが,
理科は「粒子」のカテゴリ水溶液の単元を終え,
月や太陽など宇宙的な単元「地球の周辺」のカテゴリに入っている。
また地層や化石,地震など「地球の内部」の学習も平行して進めている。
新指導要領の移行期でもあり,理科の内容区分の組み替え2年目,
各種カテゴリ間の指導内容の移動があり,各校とも慎重に進められているはずだ。

行事の多い2学期は,とかく「体験学習」をする機会に恵まれ,
 …というより,各教科ともその「場」をせめぎ合っている状態であり,
現場としての本音は『どーしたら時数が確保できるんでしょーか?』の1点に尽きる。
 …なんていうと「だからゆとりの時間メイン,前回の指導要領にしてやったんじゃないの」
とのささやきが天から降ってきそうであるが(笑)

運動会があったでしょ,社会科では校外学習(国会見学)でしょ,水墨画体験・茶の湯体験でしょ
環境学習(総合)として,郷土の環境からグローバルな環境まで突きとめたいでしょ…etc。
理科も水溶液関係の実験,地学の地質調査を関東ロームと関連させたいでしょ。
それをフェスタでプレゼンさせなきゃでしょ。
新たに,月や太陽の観測もしたいしね。
家庭科だって,調理実習を生活に生かせるような発展をやりたいし,
作ったトートバックをちゃんと生かせる場を考えてるでしょ…。
英語活動も,毎週HRT(担任)が案を立てて,ALTさんと授業。
国語も宮沢賢治シリーズで,何とかポスターセッションやらせたい,
しかも,テレビ番組ばりのニュースキャストを計画する単元もある。
算数は5年と6年の内容を,これまた一気に移行期として定着させ,
しかも「速度」だの「密度」だのって,けっこう難解で中学校に直結する単元。
その内容を『話し合い活動』でやろうとしたらとんでもない時間がかかる。

真面目に真剣に取り組んでいたら,卒業できずに終わってしまう。
「そしてわたしは途方に暮れる」なんていっている場合ではない。
教材の内容を吟味し厳選し,体験学習のポイント化を…
それしか打つ手はないのである。
「いかに効率化を図るか」
各校の学年,あるいは学級担任が,それぞれの知恵をしぼって
「すきますきまにいかに仕掛けをしていくか」
「スリムにした点をどう補強するか」
などなど,けっこう苦慮しながらがんばっているわけだ。

‘デジタル化’を,一辺倒に推し進めることのみ望んではいないが,
「効率化」のためには,全く必要不可欠な教育改革手段の1つとしたい。
‘体験’を前提として,あるいは検証の場に設定して,
理解や知識枠の拡張のためのツールとして活用を図っている。

理科を中心に,昔からの老舗↓こちらには,大変お世話になっている。
デジタル教材
また,6年生くらいなら「宇宙」に様々な「視点」の位置を定めて
(地球上の自分からみた天動説から,宇宙を外枠から見た地動説まで)
ある程度客観的なモデル化した見方ができる。
(ただし,前提として太陽や月や星の「観測」をしっかり行ったあと)
こんな時はありがたいこちら。

また,惑星の軌道などモデル化してあるソフトも多数。
それらを,しっかり活用しない手はない。

「水溶液」の単元は,もちろん実験中心に進めたが,
最終のまとめや,リトマス苔から作られる試験紙製造工程などは
しっかり,デジタル教材バンクを活用させて頂いた。
…無論,「実際に見学に行く」って方がよい場合もある。
どこを重点化するかにもよるけどね。

さて,デジタルバーチャルな存在「bit」
このたびブログペットサービス終了に伴い,お別れと相成った。
単なるネット上JAVAスプリクトやフラッシュプログラムの産物…
と言ってしまえばそれまでだが,私にとっては何となく
いつもこの空間に,それとなく住まっていた住人。
情が移ってしまう。
漫画の主人公であっても,映画のヒーローであっても,
「フィクション」の中に思いを寄せるのとわけは同じだ。
ブログのカテゴリ□from bitは永遠にと思っている。

…極論,ここにこうしてなんだかんだと駄文を並べている
私「とし」という存在も,
何となく愚ブログをご訪問頂いた皆さんにとっては,
リアルな存在ではないはずで,
きっと「ではでは〜」なんて消えてしまっても
痛くも痒くもないはずで,bitと同じウエイトなのかも知れないけど。

さて,本題が横道にそれてしまったが,
こうしてつながれるのも「ネットワーク」の発達の御陰。
人間関係を「効率化」したくはないけれど,
即効ネットワークの手段として,ウエッブが役立っているのは
確かかも知れない。
posted by とし at 16:51| 栃木 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ■まなび・わーく | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
6年大変だよね。

私でも、苦しいもの。
つい最近だって、職場体験に行って、
新聞書かせて、お礼の手紙を書かせて、
国会に行って、新聞書かせて、
文集もやっと清書。
自分だけの力でできるわけではないから
かなり付ききって・・。
でも、そうすればできるし、力もつくから、頑張らせたいんだけど、こっちもかなり体力消耗するよね。

アルバムの表紙に使う版画。
今日、印刷したけど、一人は
ちょっと変だから、明日、やり直しだな。

そんな中でも、持久走時期だから
休み時間の持久走のほかにも
朝から少し走らせている。
それでも、何人かはビリなんだけどね。

5年もいるから、5年の図工のコリントゲームも終わってないし・・・。
誕生会をして、簡単だけど誕生カードを学級でみんなにお互いが作っている・・・学級としてのこともやりたいし・・・ね。

特別支援学級は、通常学級の下請けじゃないんだから・・。って言う人もいるんだけど、
私は、半分下請けかな。
でも、ホントはうちの学級でなければできないこともしてあげたいし、やりたいし・・・。

新指導要領がはじまる次年度。
学校として、何かをやめていかなくちゃ。
って私は思うよ。
何でもやればいいってもんじゃない。

えらい人が考えていることは、インクルーシブ教育にしてもよくわからない。

現場の教員と子どもたちが…特に教員が大変な思いをしているだけのようにも私には思えるなぁ。

元気出そうね。







Posted by みーやママ at 2010年11月29日 20:31
コメントありがとう。
ぐだぐだと何とも言えない私の愚痴みたいな文に,
いつもあったかいお返事感謝してます。

大変。それぞれの立場でね。。
自分の立場では自分のことしか見えないけど,
それぞれの担当の方たちが,
本当にいっぱい努力しているんだもの。

数日前が授業参観で,授業評価を(1〜4段階)
保護者の方にして頂くのです。
ほんと,つらいですよ(笑)
逆に,保護者の方たちへの評価や,
上司の方たちへの評価だってあって然るべき
・・なんてこっそり思っているんですが(笑)
現場はどんどん過酷になっていくような気がするよね。
みーやママが言うとおりだと思う。
>新指導要領がはじまる次年度。
>学校として、何かをやめていかなくちゃ。
>って私は思うよ。
>何でもやればいいってもんじゃない。
全く同意!

この間,学級経営部会で
「インクルーシブ教育」についてのお話がありました。
うーーーん,なんかファジーな表現でよく分かりませんでした(笑)
私は,結局今までのやり方から
抜け出せないまま,教員生活を終えていくんだな
なんて思いました。

できることを,普通に淡々とやっていければいいかな。って思いました。
Posted by とし at 2010年12月04日 07:41
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