2011年03月19日

■すすむ

こんにちは。皆様ご無事でしょうか・・・。
当方,少々の破損箇所が散見されるだけで,
通常の生活が可能な環境になってきました。

昨日,私の勤務校の卒業式でした。
3月11日の「東日本大震災」に見舞われた被災地の
心痛む映像が連日放映されているさなか,
今年受け持った6年生たちが,卒業式を挙行してもらえたこと
心から感謝するだけです。

11日の金曜日,授業中,突然の長い揺れの中
机の下におびえながらじっと息を凝らしていた子どもたち。
卒業式を控え,古い体育館での呼びかけや証書授与の練習の日々でした。
その体育館も天井が破損し,急遽会場を再検討することとなりました。
先週の火曜日に,比較的新しいオープンスペースのしきりを移動し
会場を再度作り直していきました。
小さな学校です。二教室分のスペースが有れば
どうにか会場として,皆さんをお迎えできます。

余震が続く中必死で働いてくれた,先生方と在校生に心から感謝。
紅白幕が張られ,寄せ書きや祝卒業の看板が配置され,
小さな演台とレクチャーテーブル,赤い絨毯,お花で飾られた椅子・・
着々と式場然としていくスペースに,ただじんとするだけでした。

「ありがとう」

・・・こんな風に卒業の準備をして頂けるみんなは本当に幸せ。
お父さん,お母さん,先生方,
お世話になった方たちへの感謝の気持ちとともに,
同じ日本の中の,同じ6年生たちの中には
とても辛い状況の中に置かれている仲間がいること
忘れないでいてほしいと,大きな心の枠の視野をもって,
「第100卒業式」を迎えてほしいと伝えました。

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卒業学年担任であるのですが,一人の母でもあります。
震災の翌日12日,仙台の研究室にいた息子からの音信不安定。
大家さんのお宅への家電にて,アパートにも戻っていないとのこと。
やっと,公衆電話から長男の連絡があり,
ライフラインが全てストップとの言葉に,迎えに行くこと即決。
主人は,年老いた両親と,これからどうなるか分からない自宅。
もちろん,私一人で行くことに何のためらいもありませんでした。
東北線,新幹線も不通。東北自動車道も不通。
国道4号をひた走りして,仙台に向かうことにしました。
愛車ワゴンR君と共に,12日午後2時半頃出発しました。
渋滞,破損箇所工事による迂回。途中福島を通過し,
通過地点付近の被災状況の映像をナビのワンセグで確認しながら
とろとろ運転。自衛隊のジープや,四国からの献血車も走っていました。
結局15時間かけて,到着しました。
明け方4時の仙台はいつもの繁華街の明かりは立ち消え
ヘッドライトと所々の非常灯?・・そして凍えるような空気。
でも,長男に会えたことで,本当に安堵しました。
栃木で水や食料を有る程度買っていったので,
大家さんのお宅にも,お裾分けし,帰省する友達の分,
岩手に実家のある残らなくてはいけないお友だちの分を
それぞれ用意しておきました。

仮眠を取り翌日8時頃,
息子とともに東京方面のお友だち2人を乗っけて一路栃木方面に。
燃料が半分を切っていて,ガス欠寸前。
ガソリンスタンドもなかなか見つからない。
やっと見つけても,長い長い行列。
でも,入れないと帰れませんものね。
3人のスタッフが,いろいろ情報を得て画策し
うまく並べることになりました。
しかし,10L程度の給油なので徹底したエコ運転。
渋滞中はアイドリングストップでした。

宇都宮で,東北線が復帰しているとのこと,
午後10時頃の便に間に合うようがんばりました。
主人がガソリンを心配し,途中までお迎えに来てくれて,
長男たちを宇都宮方面に連れて行ってくれました。
私は,そのまま最短距離でぎりぎり帰宅しました。

今,なんだかんだ言って,家族全員がそろっている状態です。
こんな時に,こんな状況でもほっとしている私です。
長男は,就職活動の真っ最中で,
エントリーシート他面接の下準備で,夜中までPCに向かっています。
そういえば,国道4号の途中,息子と同世代とおぼしき就活ルックの子達が
「宇都宮」とのプレートをもってヒッチハイクをしていました。
ガス欠だったのでしょう・・乗っけてあげたかったけど,
ワゴンRくんでは,もうこれ以上乗せられません。
ごめんね・・そんな気持ちでいっぱいでした。

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今回の震災で,様々な状況下にいらっしゃる方たちに,
それぞれの状況の中で,必死にがんばってらっしゃる方たちに
心から,エールを贈るのみです。

すすむ。いろいろな意味で,どうにかすすんで行けますように。

卒業生も,我が家の子どもたちも,お友だちも,
日本中の苦境にいらっしゃる方たちも

世界の方たちが,あたたかく日本の現状を見守って下さっていることに
こみ上げるものを覚えながら

すすむ。どうにか進んでいけますように。。。
posted by とし at 13:29| 栃木 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ■生life | 更新情報をチェックする
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