2007年06月27日

■ルーターの如く

昨日は,ネットワーク研修だった。
県教育総合センターによる,小中高の情報教育担当者向けの研修だったのだが,私も参加しなくてはならないことに(…いや,研修意欲を見せ)させて頂ける果報者となった(笑)

■迷い
しばらくぶりの県庁所在地への出向。例のひらひらスカートを何ヶ月ぶりかで身にまとい,東北道を一路北上である。30分あれば悠々到着の予定。途中サービスエリアでティータイムを見込み,1時間前に家を出た。・・が,エリア休憩の気がなくなり,「はやく着いたらセンターで自販機でいっか〜」と一気に宇都宮インターまで走った。料金所をぬけ,日光街道を目指しすんなり表示通りのルートを進んだ。お気に入りのCDを聴きながら,久々に杉並木。脳天気に構えていたのだが(「・・)ン?(・・。)ん? (o・_・)ン? (o・_・o)ン?
「なんか,ちょっと『有料道路』って書いてあるけど〜?これってなに?」
いつの間にか,日光街道へ分岐点を見落とし,直行日光への快適な有料道路を走っていた。
「ヤッテシマッタ・・・」
8キロ先の出口まで,日光を目指しひたすら走り続ける。じつは研修センターは逆方向・・。
「もしもーしおーちゃん,あのね,やってしまいました。
  ただ今,一路快適に日光方面に向かっちゃってます。エーン」
困ったときのおーナビである。修学旅行の代休のはず(学校でのお仕事に向かったけど)でも,電話に出ない。…上記,伝言メモに悲痛な叫びを残した私だった(笑)前置きがどうも長いな。

どうにか,研修開始時刻に間に合い,会場のパソコン室に滑り込んだ。・・と,「女の子」は私一人だった。針のむしろの心境である。みんな偉そうに自信満々な顔してるし「君,パソコン遊びじゃないのよ〜」って視線がとんでくるし。理科の研修の時も,女性が少ない状況には幾度か立ち会っているが,こんなじゃないよね。またもや,フォーリナー,いや,エイリアンになった。なに,この自信に満ちた雰囲気は?…ふーーん,こうなったら知らないふりしちゃえ!だ
「どーも,全く何にもできない初心者です。宜しくお願いします。」
と同じグループのメンバーさんたちにご挨拶をした。

■LANの構築・ネットワーク構成の演習
1 カテゴリ5のUTPケーブル100BASE-TX作成
芯線をロードバーに通し,モジュラプラグもロードバーの向きを間違えず通してっと。圧着工具で仕上げて,ケーブルチェッカーでテスト〜っと。「あらぁ,ちょっとできないわ…,こまったな。」と可愛らしく言ってもみたくなるのだが,そこはそれ性分である。ムキになっててきぱきやってしまった。意地っ張り・気が強くてかわいい女にはなれないサガ(笑)でも久しぶりよね〜。LANケーブルなんてつくったの。

2 コンピュータの接続
3人一組で,1台のサーバーを立ち上げ,3クライアントになり,Serverシステムのインストールから,ルーターの設定,ctiveDrectoryとDNAサーバーの環境設定を行った。

3 ネットワークのプランニング
IPアドレスの設定。例:サブネットマスク,255.255.255.0設定。
OU(組織単位)の設計。Adminisrator Userのグループ登録

4 サーバーのプロパティ確認&クライアントコンピュータの設定
サーバーのプロパティを設定し,OS・WinXPぱそをドメイン登録

5 コマンドでネットワーク状態確認
よくつかうやつ。「ipconfig」および「ping」コマンドは重宝。インターフェイスカードに設定されているIPアドレス設定が確認できるし,指定されたアドレスが,通信されてるかの確認がすぐできる。
 
6 組織単位(OU)の作成・ユーザー設定・グループ作成

・・・ああ,初歩的サーバーの云々なので,説明するのもちょっとなので,以下項目列挙してしまう。
・フォルダの共有&セキュリティの設定
・共有フォルダのアクセスとアクセス権の設定確認
・グループポリシーの設定
・OSIの7階層とTCP/IPについて

・・・・ってあのね!実は,今回この研修に参加させて頂いたのは,
WヴィスタによるLAN構築についても学べるかなぁ・・と思ったからである。ところが,本県情報教育事情はWinServer2003での構築に留まっている。私も個人的にはXP所有者。ある同僚のヴィスタをLANに組み入れるとき,とっても苦労したことがある。情報担当の同僚と苦戦したが×。結局,PC屋さんにSOS。で,勤務校のLANシステムには入れられないとSEさんに宣言され,しかも現時点では,レーザープリンタのドライバもバージョンアップを待つしかないと。

でも,いっか,久しぶりの紅一点。ひらひらスカートがオフィスに映えていた。ルーターの如く外部アタックに耐え,ひたすら初心者無垢の表情を守り抜いた私を ほめてあげたい。
・・なんちゃって,そんなわけはありません,気ぃ強いし(笑)
posted by とし at 20:17| Comment(2) | TrackBack(0) | ■kiso-paso-IT | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

■夏至の節に・・

あぢさゐの 下葉にすだく蛍をば 四ひらの数の添ふかとぞ見る
こちらのアジサイもずいぶんと色彩が冴えてきたこのごろ。気まぐれに,再びアジサイテンプレートにした(笑)

■あじさい
当時は深緑だった修学旅行。その鎌倉の寺や箱根の登山電車の沿線は
今頃,素敵に移ろいゆく彩色のまるい紫陽花の集まりを結んでいることだろう。こちらにも,「紫陽花坂」が近くの県立公園にある。この時期,それなりの観光客が詰めかける観光スポットでもある。

さてと,アジサイ(紫陽花)は,アジサイ科 アジサイ属の植物の総称。学名はHydrangea「水の容器」という意味。出典:Wikipediaより
生物学でも原産が和種のガクアジサイ・・という点は興味深いし,化けの方からも,花の色の呈色反応は原因の究明の対象でもあった。アジサイの花弁に見える「がく片」は通常桃色を示す。場合によっては青色になることがあるが,青色素をそのままの形で抽出できない。デリケートな呈色条件があるのだ。・・生育土壌の酸性度のみにより色が変わる・・というのは実は誤りである。

通常,花の色に関わっているのは,「フラボノイド」「カロチノイド」「ベタレイン」「クロロフィル」等の四大色素である。
アジサイの色素は「アントシアニン」という有機化合物色素による発色。・・今話題の,擬似科学的「ポリフェノール」の一種でもある色素でもある(笑)小学生でも知っている「リトマス紙」の色素は「アゾリトミン」だが,基本的に,酸性=赤 アルカリ性=青の呈色反応は共通している。

ところが,アジサイのアントシアニンの呈色はpHの値に起因しない。顎片の細胞を調べた結果,■赤色の液胞=やや強い酸性(pH3・3)■青色の液胞=弱酸性(pH4・1)・・両者とも酸性ということは,酸性度以外にアジサイの花色を決める要因があるのだ。それは「補助色素」と「アルミニウム」だ。

3つの要素
液胞内の成分分析の結果,アジサイには色素のほかに三種類の助色素(5CQ・5pCQ・3CQ)が含まれ,呈色にはその構成比が異なるらしい。青色と赤色では,「アルミニウムイオン」の量に大きな違いがある。つまり,アジサイの花色は,「酸性度」「助色素の構成比」「アルミニウムイオンの量」の三つの組み合わせで決まっているのだ。
■赤色=pHが3程度のやや強い酸性
 アルミニウムイオン・少
 助色素の3CQの比率高。
■青色=pHが4程度の弱酸性
 アルミニウムイオン・多
 助色素の5CQが比率高。
どちらかといえば,青いアジサイも,赤いアジサイも酸性土壌に育っているということだ。日本の土壌は確かに酸性がかっているからね。

まとめ〜
アジサイの花の生育環境による色変化
  ○赤系統・・・アントシアニン+補助色素
  ○青系統・・・アントシアニン+補助色素+アルミニウム
    ※アントシアニンの本来の色は赤や紫。
    ※アルミニウムは酸性の土壌に、最も溶け出しやすい。
  花が青くなりにくいのは?
    1.補助色素の量が不足している場合
    2.遺伝的に補助色素が少ない種類(赤系統)
    3.アルミニウムが十分吸収されていない場合

アジサイの花の老化による色変化
   緑色(葉緑素)
     →赤又は青(アントシアニン、補助色素)
       →紫(花の細胞のpHが酸性となる)
         →脱色してくすむ(色素が分解してくる:老化)


■ほたる
先日,ビオトープの片隅のホタル飼育BOXのカワニナが死んでしまった。カワニナはホタルの幼虫の餌となる巻き貝である。ホタルの餌の餌のレタスが傷んでしまって(・・うーんなんだか分かりづらい関係だけど(笑))水を汚してしまったためである。・・つまり,私の管理不行き届き,不徳の致すところでござる。

当初勤務校のビオトープは,ホタルが育つまでの環境は想定されていなかった。しかし熱心な保護者の水辺インストラクターさんが,こっそり手作りして下さった。「飼育」という活動は,生態系の再現と離れてしまうため,本来「ビオトープ」の主旨からすれば離れてしまうのだろうけれど,町場のちょっとした水場に,ホタルたちの儚いひかりが舞うとしたら,子どもたちの感性を豊かにできる・・そんな願いからの手作りBOXである。

飼育には多少の無理があるのを承知で,気張って担当しているのだが,幼虫の餌のカワニナを死滅させてしまった。温度管理も難しい。
理科専門の上司とアフターファイブ,マイカー常備の補虫網とポリバケツにて,地元のホタルの出没現場に行き,小川からカワニナを採取してきた。久しぶりに,上司ときゃーきゃー言いながらバケツに大〜小のカワニナをゲット〜。
・・土手はクローバーや葛,山がちな斜面には藤,何かと甘そうな植物,豆科の植物が繁茂している。学校ではレタスやキャベツを餌にしているのだが,「本当は葛によくつくんだけど。藤などの豆科も適切だと思うが・・」の上司の一言に,上司の協力の葛の葉と,校庭の藤棚の葉と,野道のクローバーを浮かせておいた。しかも,BOXではなく,ビオトープ本体にもカワニナを放流。カワニナが自生してくれれば,ホタルだって本体に住めるかも・・流れもあるし,土繭を作れない環境でもないし。そんな淡い期待もある。第一段階として,キャベツやレタスじゃなく,周りの野草で育って欲しいなと切望のわたし。。最近,絶滅危惧種,黄色のアサザの花もぽっつり咲き始めたビオトープです。

ふわぁり ふわぁり・・ とひかりの軌跡を残像にしながら舞う雄のホタル。その点滅は,葉の下にそっと隠れる雌のホタルへの愛のメッセージだ。年甲斐もなく,ちょっと胸きゅんものである(笑)フェンスのアジサイにひかり飛び交う・・ そんな風情が観られるといいな。
posted by とし at 18:20| Comment(0) | TrackBack(1) | ■なんとなくscience | 更新情報をチェックする

■ぽじてぃう゛

昨日は,下記の再検査の日だった。様々な検査と移動時間を考えて,職場には申し訳ないが,午前中いっぱい年休を取らせて頂いた。母は,予定通り朝から身支度にちょっぴり気合いが入り,てきぱきと,再診準備を進めていた。・・ただ,いつものとおりに詰めが甘く,照れちゃってひらひらスカート着用には踏み切れず,シンプルでシックな(=地味でセンスのない)シャツとパンツ姿に落ち着いたのだが(笑)。

例の「きれいな眼底だなぁ」のM医師が気遣ってくださって,予約を1番目に入れてくれた。次男の進路の経緯をよく理解して下さり,「ちゃんと起床できるんだろうなぁ?」と明るく念を押してくれたりもした。9時30分よりの診察だ。移動時間40分あまり,遅くとも8時50分には家を出なくては遅れてしまう。次男を起こして,朝食をとらせ8時40分には「いってきま〜す」・・との運びにを想定している母。

ところが主人公,一昨晩ふらっと何の気無しの帰省してきた長男と,遅くまで何だかんだ談笑し,起き抜けぼけーーっとした起床顔。絶不調の表情である。憮然として,のろのろ身支度を始め一口みそ汁をすすっただけ。予定の時刻を既に過ぎてしまった。さらに,次男と共鳴共振してしまい,共に急降下の様相を呈してしまう私。直滑降の心情曲線を描く母親の精神状態。母は強しでなくてはいけないと自分に言い聞かせても,ネガティヴでナーヴァスな気持ちが蔓延してしまう。二人して,どぼーーーーっと漆黒の奈落の底までおっこちた空気が漂った。・・ただ,長男の「かーさんだいじょぶか?Kもしっかりしろよ」の一言に,少しばかり上向きの心情曲線勾配にはなったが。
主人は,翌日土曜日に奈良京都の修学旅行へ出立しなくてはならず,学年のまとめ役として,昨朝も6時40分には出勤。荷物宅配の手配に当たらなくてはならないし。母親の存在の大切さ。肝に銘じるんだけど。。。。

車での移動時間も,どうも会話に踏み切れず,次男も深くシートを倒して,じっと目を閉じたままだ。車中の空気が無闇に重い。重ねて,雨も強くなるし・・・。どよぉぉん。なんだか,余計に長い移動時間をへてやっとこさ大学病院の外来駐車場に滑り込む。

次男は中央受付口に,傘も差さずにさっさと早足で行ってしまうし,
「ちょっと,まってK,ぬれちゃうから,傘〜〜」と
私はぴしゃぴしゃ水溜まりを避けながら,小走りに追っかける。
やっと追いつき,診察券を機械に通して,眼科の診察番号を取得し,
眼科の通路の長いすにふにゃっと座る。
「大丈夫?」 「ああ。まーな。」

・・(会話とぎれる)・・

「『○○−○』番の方,1番診察室までおいで下さい。」コールがかかる。看護士さんたちが,裸眼視力を測定したり,右目だけ瞳孔を開く目薬を差したり,また目玉の奥の精密検査準備だ。「15分経ったら,また入室して下さい。」「はい。。」で,また長いすにぼげーーっと座る。
「あのさ,親指」   「ん?」
「腫れてんだよな。」 「え?どこ?」
「右手の親指」    「あ,ほんとどうしたの」
「うーん,よく覚えてないんだけど,
  ジムでサンドバッグを殴ってたら,こうなったらしい」
「ラ・シ・イって,あのね・・。
  あとで検査してもらおう,ここだと大変だから地元でね。」
「ああ。」

・・(会話とぎれる)・・

すると,なんか,いかにもスマイリーに軽い足取りで,白衣をひらひらさせながら見覚えのある男性がこっちに近づいてくる。「ん?」と顔を見合わせる親子。M医師である。出会い頭いきなり,「よぉ,気合い入ってるかぁ!」とひとこと。にーっと満面の笑み。思わず吹き出してしまう親子。
 「気合いだってK,かーさんの方が気合いだったかな(笑)」
今までのどんより〜のムードは一気に払拭。
 「だめっす,眠いっす。」
M「なにぃ,何時に起きたんだ?」
 「は,8時ちょっと過ぎです。」
M「ふーーん,なので,そんな表情って訳?」
 「あ,はい。」苦笑の次男。
M「今,点眼中かい?瞳開いてるところ?こっそり検査してしまおう,お母さんもご一緒に。PCの所に来て。」
 「あ,はい。」
M「ほら,みてみて,モニタを回転させると電源切れちゃうから,こっちにきて。」
 「あ,浮腫のところがへこんできてる」
M「うーーん,着陸,着地に近づいてるなぁ。がんがんいいねぇ。」
 「が,がんがん?」思わず吹き出す親子。
さささっと網膜の絵をタッチペンで書き,難しい専門用語で注釈をすらすら書き込んでいく。
M「って,暗号みたいだろ?」
 「は,はぁ,ほんとに」
M「うーん,なんかいいことしたか?」
 「は?」
M「お母さんに,なにかいいことしてやったな?」
 「うーーーん別に・・」
M「おかしいな,いい行いをすると症状が好転するんだ,ははは(笑)」
 つられて笑う親子。
M「ってわけで,良好!でも,またあと一回位経過を見るとするか。」
 「は・はい!!!」とすかさずいいお返事なのは,勿論母。・・(^-^;

時に,医師の軽やかな会話が,クライアントの心をときほぐしてくれる。ある意味,ヒトを相手にする職業としての共通点かも知れない。今回,病状以上の親子のカウンセリングもかねていた,人間関係の好転。M先生の好感度アップ!さらなるファンになってしまった母である。ポジティヴ。素敵なことだ。

大学付属病院・・義母の執刀医の先生もこちらでした。
眼科
眼科2
posted by とし at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ■Lha[s]a | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

■きれい!2(^-^)

昨日の放課後,行きつけの眼科さんから,いきなり職場に電話があった。次男を大学付属病院へ,できるだけはやく連れて行ってほしい。院長さんの紹介状も用意したとの旨,それ以外詳しい内容は告げられなかった。

私は,ホイッスルをぶら下げ,陸上記録のお手伝いをしている最中,正直驚いて息をのんでしまった。眼科さんからの電話だ,もしかして角膜にでも傷ができたとか・・なんか緊急で重大なことかも。血だらけだったりして・・・。なんで救急車を手配してくださらなかったの!?動転して,悪い方への思いがぐるぐるめぐる。上司も「慌てず落ち着いて」といってくれたが,あたふたととるものもとりあえず,お世話になってる眼科医院へ直行。

・・と,ぼーっとした顔で次男が出てきた。
T「なーーーんだ,大丈夫だったの?」
ほっとして腰の力が抜けてしまった。次男も,眼底等の検査のため瞳孔を開く処置をされ,ぼぉぉぉっとしていたのかも知れない。
K「なーーんだ,はないだろ。なんかさ,まぶしいんだよ。」
T「当たり前よ。瞳孔が開きっぱなしで,ふだんの何倍も光が入ってくるからね(笑)・・でもよかった。大けがかもって思ったんだから,もう。」
看護士さんが
「とりあえず至急にと思ったものですから。 5時をすぎたので,救急外来へ向かって精密検査をしてください。」
と紹介状と保険証をくれた。それを握りしめ,小一時間かかる地元の大学病院へ。
K「あのさ,ちゃんと道分かる?」
T「むっ・・・。」
次男は,帰宅後コミック誌を読んでいて,視界が少しだけおかしいことに気づき,舅とともに,近くの眼科医さんへいったようだ。

大学病院では,救急の眼科担当医の先生がすぐ応じて下さった。いろんな機械を駆使しての検査。そのとき,ふと40代位の眼科医の口から,深く耽溺しきった,感動に打ち震えるようなため息が漏れた。
「ああ,きれいな眼底だなぁ・・。」
たしか,3回呟かれたかな。鑑定人が芸術品を品定めするかのような口調で。しかも,至極眉目秀でたる麗人を前にした,少年のような表情でだ(笑)
K「あのさ,はじめて瞳の奥をほめられたよ。くくくく(笑) これって喜ぶべきなのかな。」
思わず次男も笑ってた。うーん,どっちかっていえば,ひょろっと背が伸びて,ヘアスタイルからも,お歌グループ『グレイ』さんみたいな,退廃的雰囲気の面持ち次男である(笑)眼差しも,一応,私系で二重。目の外観をどうこう言われたことがあるらしいが,(・・私としては,長男のお目目細くて一重,鈍くさい系が圧倒的に好きなのですが。)目玉の内を「美しい」と堪能されたのは初めてだろうなぁ。

いくつもの症例をご覧になっている先生だからこその呟き。
T「ねぇK,今度「自慢は美しい眼底です!」ってプロフィールできるよね〜」
K「あ,あのなあ,それってちょっとどころか,すげーかっこ悪くね?!」
T「いいじゃない,個性の一つ。美しさの象徴箇所なんだから(笑)」

って,はいはい,なんも核心的言及にはいたらぬエントリでした・・・実は彼の病気は漿液性の浮腫「中心性網膜炎」。働き盛りの男性に多いんですって。自然治癒でも大丈夫なのですが,年齢的に若いので,また金曜日に再検査。・・っと,勿論心配なんですが・・じ,実は(*^^*)担当医の先生がとっても素敵なので,ちょっぴりうれしい母なのでした。いたずらっ子みたいな目をして,朴訥としてて,素直に眼底に感動したり,カルテをぱたぱたと作成したり。あのコンピュータシステムも素敵。。流石最前線のハイテク医療。かっこいいっす!主人のお友達も勤務してるので,何とかお近づきになろうかな〜って。
よし!次回はひらひらスカートでいくぞ(笑) だって,今回,慌てて陸上指導のジャージ姿だったんだもの。・・・(^-^)フフ,勿論冗談。あ,半分は本気??(笑)
posted by とし at 21:03| Comment(5) | TrackBack(0) | ■Lha[s]a | 更新情報をチェックする

■きれい!(^-^)

現在,TT教員として算数の授業に出ることがほとんどだ。今まで,理科の教育課程や年間計画などとのにらめっこが多かったが,改めて算数の,ひたすら系統的年計の美しさに驚嘆しているところでもある。

はじめ「整数の性質」として,5年が「偶数奇数」から6年が「最小公倍数,最小公約数」など,各学年とも同時期に集中して同領域が進む。TTとして,縦割りにその進度を見渡せたことがラッキーだった。そして,最近,3・5・6年とも,図形の学習がはじまった。直角(垂直)や平行,多角形(主に四角形・三角形)の性質,立体の見取り図から展開図。様々な発展が見られる。

ちょっと発展させると,オイラーの定理的パズルもつかえるかもしれない。正三角形からなる,Δ(デルタ)多面体を作っていくと,4・6・8・10・12・・・18面体はできないし,20面体以上のΔ多面体もできない。しかも奇数面体もできない。面・辺・点の増え方が,等差数列になっていること・・・その法則性につきる。
面:F(Face),辺: E(Edge),点: V(Vertex)として,
全ての多面体のオイラー数は2(F+V-E=2)
…な〜んてことを,指導者が含んでおけばよいはずだ。そう,数学って美しいんだよね。

一筆書きだってそうだ。一筆書きが可能か?の判別は,交点の似集まる線の数に目を向け,偶数本か奇数本の偶点・奇点を区別し,判別できる。
●どこからもOK  :奇点が0・・・起点と終点が一致した一筆書き
●特定の起点からOK:奇点が2個・・一つの奇点が起点で,他の奇点が終点(駄洒落てる訳ではない(笑))
▲できない     :奇点が4つ以上
さらに「ケーニヒスベルグの橋」も,一筆書き発展の工夫だ。ケーニヒスベルグでは,「7つの橋を全部,一回の通過で渡ることができるか」・・これも奇点で解析されていた。幾何学のトポロジーや,インターチェンジへの応用も,しかも和算書「真元算法」の「浪華二十八橋智慧度」も同様だ。・・しかし和算はトポロジーに発展はしなかったのだけれど。・・・ってことで,美しく趣深いよね,算数って。

今年,こうして算数・数学に携わることができて幸せだと思った。亡き父も数学教師だったから,よくそんな理論本をおもしろがって読んでたっけな・・。

銀林先生の著書から・・・
総合的な学習に因み「課題学習」の基を突いていた。大しておもしろくない課題に囚われたり,低い次元での調査や試行錯誤で這いずり回ったりすることになる。かつての生活単元学習の二の舞への危惧。・・それを防ぐには,前提としての各領域の内容をしっかり身につける分析的学習が必要だと。試行錯誤と対立するのは,見通し(insight)であるが,必ずしも相反するものでない。いくつかの定理が頭にあって,ある程度の見通しがつくのだと。今,もう一度教育再生を望むのであれば,シンプルな機能美に立ち戻る必要があろう。
posted by とし at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ■まなび・わーく | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

■ちょっとチャット

私がネットをはじめたばかりの頃,しばらくの間チャットが楽しみでした。リアルタイムに,仕事上の悩みや相談ごとを気軽に話せたからです。って,あ,あのね,危ない系のチャットじゃないよ・・

教員仲間のHPにあったチャットのプログラムページ(わたしのHPにもあります(^-^)),他県の先生のチャットページで,なんと地元同県の先生とお会いできたのです。近隣の市に住んでいる方でした。無論,それのみが出会いの機会だった訳ではありませんが,そのチャットからも,いろんなお仲間と知り合う機会を得ることができました。

さて,当時「テレホーダイタイム」という,時間帯でネット接続料金がちょっとだけ安くなるサービスがありました。常時接続なんてまだまだ・・・の頃でしたから(^-^) NTTのそのサービスタイムに集うことが多かったのですが,逆にみーーーんなが集まってしまうので,フリーズしたり落ちてしまったり(笑) 現在のブロードがバンドや,光回線からしたら,なんとのどかで,レトロな時代だったことでしょう(笑)

でね,私のネットのお師匠FUKUDAさんのところで,現在も歴史的にもたれているチャットの集いがあります。その名も土曜チャット! ってことで,また懐かしい集いに,本当にしばらくぶりに行ってきま〜す。

posted by とし at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ■Lha[s]a | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

■ふぉりなー

ご無沙汰です。
ご無沙汰していた少しの期間,自分の所属する理科教育団体の支部HPづくりに終始しておりました。MyHP「なちゅらるず」の更新もなかなかできないままでおりますが,老後の楽しみに・・・ということで,のんびりしたスパンでまいります(笑)

さらに,地元の大学教育学部付属小での公開研究会への参加も。勤務校の総合的な学習や,生活科の単元および授業構想に行きづまり,とりあえず,新しい視点を頂きたくて,即行ローカルに郷土の教育研究先進校へと行かせていただいたのだ。

ふと,懐かしい人との出会い。そういえば,以前にもこの会場で心ざわめく出会いがあったのだけれど(笑)当日の生活科の授業者は,以前の勤務校の同僚だった方だった。階段をふらふら登っていると・・聞き覚えのある声。
「あ・・toshi先生じゃないですか!!来てくださったのですか?」
「あ〜miya先生,ご無沙汰でした。授業提案,拝見しに参りましたよ。」
「あ,でもなんだか恥ずかしいなぁ・・。どんどんご意見下さいね。」
「ふふ,楽しみだな。がんばってくださいね。」
生活科生活科の研究責任者:要をつとめるmiya先生は,30代の男性教員である。生活科=低学年=女性教員・・・と関連図面を引いてしまいたくなるのだが,彼は,付属小に赴任してこの方,ずっと生活科にこだわり続けているのだ。たしか,社会科専攻の彼。とても切れ味のよい,シャープな視点をお持ちだ。しかも,子どもたちへの眼差しがとてもあたたかい。今回の授業でも,彼の人柄通りの授業のぬくみが伝わってきた。

私の授業の観点は,勤務校での総合と生活科の系統および関連を明確に図りたいための,生活科→総合的な学習の時間ソフトランディングである。総合の基礎としての生活科・・という位置づけを自分の中で創り上げてしまっていた。
・・実をいうと,生活科部会に参加させていただくのははじめて・・・。「理科」という教科にこだわり続け,公開研究会のほとんどは理科に関連するものばかりだったから。

彼の人柄はもとより,彼の生活科の構想に目を丸くした。
・・生活科ってスゴイ。低学年のうちにこれだけの資質を養うのか・・
・・こんなに,子どもは授業構想によって育まれるのか・・・
・・親まで巻き込んで,保護者のさりげない啓発も含んでいる・・
学習スキルの終始一貫。彼のこだわりが,一連の単元に息づいているのだ。
素敵だよ。miya先生。
確かに,付属小だからこそ,かなり前衛的なプログラムが組めるし,付属小の子どもたちだからこそ,成立できる授業なのかも知れない。しかし,その彼の信ずるところの「可能性」は,一般の公立小学校でもある程度のアレンジで取り入れることも可能かも知れない。

当日の分科会,前半は4年生の総合的な学習の時間の部会(ウエッビングでなかなかおもしろい提案の授業だった),後半はmiya先生の生活科部会。・・どちらもフォーリナー。うまく,専門的な深い所まで踏み込んだ意見が持てずにいた。・・しっかし・・miya先生ったら,司会者に目配せして指名してくるんだからもう・・・。しどろもどろになっちゃった。
とにかく研究テーマからおりてくる,各部会の筋の明確さとテーマの具現化の所作がわかりやすかったことなど,目についた一般論を述べ,最後にmiya先生の授業の中での子どもたちの動き他,単元の組み方に対する感想を一言。

本年度から『次代を担う子共たちへ』という研究テーマ1年次。
互いに高め合い響き合う授業の構想。文部科学省初等中等教育局教科調査官:安野功先生の講話もなかなか新鮮だった。いつも,理科畑の調査官の先生の講話は拝聴するのだが,「社会科」という視点からの新たな教育改革の動向は,自分自身の幅を広げる糸口になった。影響をあからさまに受けやすい私。社会科の専門書などはじめて購入するにった(笑)

一日中フォーリナーだった私でした。
posted by とし at 22:03| Comment(4) | TrackBack(0) | ■まなび・わーく | 更新情報をチェックする
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